間取りはどのように考えればいい?暮らしやすい間取りとは?

公開日:2023/03/14

物件を購入して住んでから、生活しにくい間取りと感じることがあります。高い買い物だからこそ、住みやすいと思える間取りにしたいですよね。この記事では、間取りを決める注意点や暮らしやすい間取りについてご紹介します。また、間取りを決めるポイントも解説していますので、参考にしてみてください。

まずは建蔽率や容積率などを確認しておこう

間取りを決める前に建蔽率(建ぺい率)と容積率を確認しましょう。建蔽率とは、敷地面積に対しての建物の割合のことです。建物を上から見た際の面積であり、同じ敷地面積でも建てられる建物の面積は異なります。

一方、容積率は敷地面積に対して建てられる延床面積の割合です。2階建て以上の建物の場合、延べ床面積は1階だけでなく2階や3階などの面積も含まれます。1階に床面積を広くすると、2階の床面積が小さくなり間取りも狭くなってしまいます。

建蔽率や容積率は自治体によって条例などで制限が定められているケースもあります。建物の高さの上限基準などを前もって確認し、どのくらいの住宅が建てられるか把握しておきましょう。建蔽率・容積率などの専門的なことは知識がないと確認が難しいため、不動産会社や施工会社などに問い合わせるのがおすすめです。

一戸建ての間取りを決めるうえでの3つの注意点

一戸建ての間取りを考決めるとき、家事動線や収納をメインに考えることでストレスのない住みやすい環境を整えられます。ここでは、間取りを決める際の3つの注意点をご紹介します。

ストレスにならない家事動線を決める

生活のなかでストレスのない家事動線は大切です。たとえば、洗濯機から洗濯物を干す場所が遠いと、家事が億劫になります。また、重いものを外まで運ぶこともしんどく、スムーズな家事ができずにストレスが溜まります。そうしたストレスを排除するため、家事動線がスムーズであるか確認しながら間取りを決めましょう。

収納数や家具の置き場所を考える

収納が少ない住宅にすると、物を片付けることができないため、家のなかが汚くなりがちです。家族の人数や物の量を考えて、収納スペースを確保する必要があります。そのため、部屋の広さを重視せずに収納の面積を決めて使いやすい間取りにしましょう。

また、家具の大きさにも意識することが大切です。家具を考えずに間取りを決めていくと、いざ引越ししたときに家具が入らない可能性があります。どのぐらいのスペースが必要になるか、前もって家具のサイズを測り場所を確保しましょう。

駐車場の広さも忘れずに

間取りとなると室内だけを見がちですが、駐車場の広さも間取りに含まれます。室内ばかりに着目すると、駐車スペースが確保できず車を駐車できなくなるかもしれません。また、狭すぎて駐車の難易度がアップすることも。所有する車の大きさから余裕のある駐車スペースを決めて、乗り降りを楽にしましょう。

間取りはどこから決めるべきか

間取りは基本的に外から中の順に考えます。駐車場の配置やスペースを決めてから建物のなかを決めますが、リビングやキッチン、寝室を最初に考えるのは控えましょう。室内ではじめに決めたい場所は玄関と階段です。それぞれのポイントを見ていきましょう。

玄関は位置とスペースを考える

玄関は設置する位置によって室内全体の場所や方位が変わります。たとえば、太陽の光が入りやすい南向きに玄関を設置した場合、玄関の近くに配置することの多いリビングやキッチンも自然と光の入る場所になるでしょう。反対に北側に玄関を設置すれば南側が部屋となります。どの間取りを日差しが入りやすいようにしたいか考えながら、玄関の位置を決めることが大切です。

また、昨今の戸建ての玄関は広めのスペースで作られています。少し前までは玄関ホールとシューズボックス程度のスペースでした。しかし近年、アウトドアやスポーツなどの外での趣味が人気を集めています。

すぐに物を取って外に移動できる玄関は、屋外のアイテムを保管する場所に適しています。そのため、玄関ホール、シューズボックスだけでなく、多目的スペースを作って収納場所に困らず出し入れしやすいように設置することを提案する施工会社が多く見られます。

階段は家族のコミュニケーションを支える

昨今の住宅は玄関の目の前に階段ではなく、リビングに階段を設置するケースが多く見られます。リビングに階段があると、冷暖房の効果が発揮されにくいイメージですが、建物自体に高断熱性能となっているため、冷暖房の風が上に流れても暑くなったり寒くなったりしません。そのため、リビングに階段を配置する住宅が多いのですが、リビングの設置は家族とのコミュニケーションの機会を増やすことも可能です。

子どもが大きくなると、家に帰ってきてもすぐに部屋に戻ります。玄関前に階段があると、家族と顔を合わすことなく部屋に戻りますが、リビング階段だとリビングを通るため家族と顔を合します。

通るだけなので短い時間でも、家族が顔を合わせて一言二言コミュニケーションを取ることが大切です。リビング階段は家族が自然と触れ合えるためのサポートをするため、なるべくリビングの配置を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

注文住宅は自由に間取りを決められるため、家族の要望や希望を詰め込んだ間取りを考えます。しかし、なんでも自由に決めすぎると、実際に住んでから生活動線が悪かったり収納スペースが少なかったりするなど、マイナスなことが見えてきます。

夢のマイホームで後悔を減らすためにも、暮らしやすい間取りを考えましょう。モデルハウスを見学したり施工会社のアドバイザーに相談したりするなど、家族が満足できる間取りを設計してください。

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