船橋市について
千葉県船橋市は、東京から20km圏内に位置しており、都心へのアクセスがしやすいエリアです。船橋市内には9路線35駅の交通網があります。
JR総武線、武蔵野線、京葉線、東京メトロ東西線、京成本線、東葉高速線など、利用できる鉄道が多く、通勤通学に便利だといえます。
アクセスのよさに加えて、自然豊かな環境で都心に比べて家賃が安いことが魅力で、ファミリー層に人気のエリアとなっています。
全国的にも有名な「ふなっしー」は、船橋市発祥のゆるキャラであるように、船橋市は梨の名産地でもあります。農業が盛んで、夏には潮干狩りができる公園があるなど、自然との距離も近いエリアです。
また、車で気軽に行ける範囲でショッピングエリアもあるなど、生活するうえで欠かせない買い物なども便利で困ることなく、住みやすいエリアでもあります。
船橋市の土地価格相場(地価)とは?
船橋市の土地価格相場(地価)は、45.6万円/坪(13.8万円/㎡)です。また、平均駅距離は、14.0分、平均土地面積は72.1坪(238㎡)となっています。
千葉県の土地価格相場(地価)は、30.6万円/坪となっており、船橋市は千葉県内でも地価が高いという特徴があります。千葉県の市町村別土地価格ランキングでは、浦安市、市川市についで第3位に位置するのが船橋市です。
千葉県内では土地価格が高いものの、船橋市内でも地域によって土地相場はかなり差があります。地域別の土地相場もみていきましょう。
船橋市内の地域別土地相場
船橋市内でも地域によって土地価格に大きく差があります。土地相場がもっとも高い葛飾町では1坪あたり160万円なのに対し、一番安い大神保町では1坪あたり3.5万円と、船橋市内でも住む場所で土地価格が異なります。
たくさんの地域がある船橋市のなかでも、人気のエリアについて土地相場をみていきましょう。
まず、主要駅である船橋駅周辺の本町は、1坪あたり132万円で土地の平均価格が5,083万円です。JR総武線、東武野田線、京成本線が通っていて便利なほか、船橋市役所も近く便利なエリアで人気を集めています。
習志野台は、1坪あたり62.4万円で土地の平均価格が4,362万円です。閑静な住宅街が広がるエリアで、周辺駅に比べて土地価格も安く、暮らしやすい地域としておすすめです。
習志野台のなかでも、新京成電鉄沿線の高根木戸駅や総武線の津田沼駅周辺が人気エリアです。総武線快速を使えば、東京駅まで約30分で到着するので、アクセス抜群で便利といえます。
船橋市の土地価格相場が上昇している理由
船橋市の土地価格相場は、2018年から2023年の5年間にかけて、大きく上昇しました。2018年を基準に住宅地で+ 8.7%、商業地で+ 25.0%となっています。
実は、船橋市内の地域において、新型コロナウイルス流行後に土地価格相場が上昇した地域は、約9割もあります。
上昇の理由は、主に3つです。建築費の上昇、株価の上昇、円安が地価上昇の原因とされています。
新型コロナ以降、世界情勢とも相まってさまざまな商品の値上げが相次いでいます。建築資材の価格も上昇しているので、建築費も例外ではなく上昇しています。
また、土地価格相場の上昇は、円安が進んだことによる影響も大きいです。普段の買い物などにも影響を感じるであろう円安は、海外の投資家からみると買い時なのです。
海外投資家が円安で以前より安く日本の土地を変えるので、購入が促進されます。日本の土地の需要が上がっているので、船橋市内の土地価格相場も同じように影響を受けています。
船橋市内の土地価格相場は上昇傾向にあるものの、船橋市には農地が広くあり、住宅化が進んでいる現状もあります。農地の住宅化が進むと土地価格の下落につながるので、動向をみながら土地探しをすることをおすすめします。